「腸」は約10の部位に分かれている
最近は健康な体、痩せやすい体を手にいれるには「腸」が大切だという認識は世の中に広がりつつあります。
数年前までは
「むくみにくい体になりたい」
「冷え性を改善したい」
「痩せたい」
上記のようなお悩みのある方はなかなか腸を改善しようという考えには結び付きにくかったのですが、最近は美腸エステGENIEや日本美腸協会のセミナーにいらっしゃるお客様も「~の原因はもしかしたら腸にあるのかも」とご自身でおっしゃって来る方が増えてきています。
腸の大切さが世の中に広まってきていると大変嬉しく、また、より学ぼうと刺激を受けております。
今回は「腸」の役割や部位ごとの違いについて整理していきたいと思います。
一言に「腸」と言っても、大きく見ると「大腸」と「小腸」2つに分かれ、さらにそれぞれの部位に名前と役割があるので医学的に言うと約10の部位に分かれています。
参考文献:「下がらないカラダ」
小腸と大腸の10部位
小腸:十二指腸、空腸、回腸
大腸:盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸
大腸と小腸の役割は?
「腸は便を作って排出するところじゃないの?」
私もこのお仕事をするまではそう思っていました。
ところが、大腸と小腸の役割は大きく異なりどちらも私たちが生きていくためには大変重要で不可欠な役割を担当してくれているのです。
次からそれぞれの役割を見ていきましょう♪
小腸の4つの大事な役割
小腸は消化管の中では最も重要な役割が多い臓器です。
小腸の役割
1 食べ物の消化
2 食べ物の吸収
3 免疫細胞の生成
4 セロトニンの生成
食べた物の消化吸収の約9割を小腸で行っているのです。
つまり小腸が汚れていては良い栄養の吸収が出来なくなってしまうのです。
また小腸の長さは約7m。表面積はテニスコートの1面分と言われています。
大腸の2つの大事な役割
大腸はよく腸と聞くとイメージがしやすい排泄の働きをしています。
大腸の役割
1 便の形成
2 水分の吸収
長さは役1.5m~2mと言われています。
小腸で消化吸収された食べ物カスをため、便にしながら肛門へ運ぶのが大腸の仕事です。
それでは次に小腸、大腸の部位別の役割を見ていきましょう。
部位別になると漢字が多く覚えにくいですが、覚えたい人は名前の由来と一緒に覚えると覚えやすいので参考にご覧ください(*^^*)
小腸の部位別役割
1 十二指腸
胃から続く器官で、名前の由来は「横に指を12本並べた長さ」。
消化液の分泌、アルカリ性の「胆汁」「すい液」を胃酸と混ぜて中和する。
2 空腸
スピーディに栄養を吸収しすぎて中身が空っぽに見えることから名前がついたらしい。便の移動をスムーズにする「腸液」もここで分泌している。
3 回腸
名前の由来は「うねうね」した見た目。空腸と回腸に大きな境目はなく、小腸から十二指腸を引いた残りの4割が空腸、6割が回腸という分けられ方。「パイエル版」という免疫装置を大きな役割をしている。
大腸の部位別役割
1 盲腸
2 虫垂
この2つの役割にはいまだ色々な説があり分かっていない器官。「善玉菌の宝庫」説もある。
3 上行結腸
体の右側を縦に走る器官。上から下に食べかすを運んでいる。
4 横行結腸
上行結腸と下行結腸に挟まれた器官。端だけ固定されており真ん中は垂れやすい。ここが下がると下腹部ポッコリの原因にもなりやすい。
5 下行結腸
全長約30cm。体の左側を縦に走る。
6 S状結腸
下行結腸から送られてきた食べかすを直腸に送る前に一時的にたまるとこと。
7 直腸
肛門のもっとも近くにあり、全長約20cm。骨盤中央の「仙骨」にある排便神経とうまく連携して、便意をコントロールする「うんちセンサー」の役割がある。
腸の中でも「横行結腸」と「下行結腸」のつなぎ目は詰まりやすい!
小腸、大腸の中でも特に詰まりやすいのは、「横行結腸」と「下行結腸」のつなぎ目のカーブになっているところです。
腸が下がっている方、下腹部を気にされる方、便秘でお悩みの方はこの曲がり角に便が詰まっている方が私たちの経験からすると約9割もいらっしゃいました。
それでは次にその最も詰まりやすい曲がり角の便を流すにはどうしたらいいか。
セルフケアで簡単に出来るストレッチをご紹介します♪♪
簡単セルフケア「ケンケン」で今日からスッキリ♪
小さい頃によくした「ケンケン」。最近していますか?
なかなか、意識しないとやることはないかと思いますが、腸にとってはすごく効果的です。
毎朝、トイレに行く前に左足でケンケンを3回くらいしてみてください
たったそれだけです!
全身を上下に揺らしながら、左側の腸を刺激するイメージで行いましょう(*^^*)
なぜ左足でケンケンするかといいますと・・・
上記で説明した最も詰まりやすい「横行結腸」と「下行結腸」の曲がり角が左側にあるからです。
そこを揺らしてあげることで詰まりにくく、そして腸の蠕動運動を促します。
私も日ごろから自分に言い聞かせていますが、継続こそ意味があります。
難しい大変ストレッチは1回ですごくやって気分になって気持ちがいいものです。
しかし、それで満足して継続できなかったら元も子もありません。
簡単な事からコツコツと💕
1週間無理なく継続出来たら次のストレッチを追加し、少しずつ増やして行くと体にも脳にも負担がかからないもしれませんね(*^^*)
スッキリお腹を目指して無理なく腸活をしていきましょう♪
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美幸高福

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